3.1.記事を流す
本ソフトでは、ワープロのように直接文字を打ち込むのではく、文章(記事)をあらかじめ用意しておき、それを紙面に配置します。
記事を流す
記事の配置の基本的方法は、矩形を配置するのとぼぼ同じです。
①素材リストで記事を選択
②流したい段位置を指定(クリック)
③[実行]ボタン(あるいは
Spaceか
Enter)
(①②は逆でもOK。また指定位置でいきなりダブルクリックでも可)
このように記事が流れます。記事は必ず右から流れ始めるので「
右寄せ・左寄せ」は関係ありません。
こうした配置を本ソフトでは「流す」と呼びます。
なお、紙面は最初からすべて記事が流れる領域なので、通常は先に見出しや画像などの矩形を配置します。
紙面はすべて「記事ボックス」
DTP系の操作に慣れた人などは、テキストを配置するには、まず「テキスト領域」を確保する方式に馴染んでいるかもしれません。
しかし、新聞形式を扱う本ソフトでは、まず紙面全体が最初から「記事を配置する領域」として設定されています。
見出しや画像、罫線などの"障害物"を先に配置しておいて、後から記事を流し込むのが基本的な方法です。
なお「見出しや画像は後から作りたい」という場合のために用意されているのが「仮空白」です。
💡
空白位置の指定(📌)は、右クリックで解除できます。
(矩形の選択解除と同様にESCや紙面外側余白クリックでもOK)
この記事流しと矩形操作ができれば、一応、紙面は組み上げることが出来るはずです。
ただ、流し一本槍だと、いろいろ効率が悪いので、次項移行の「畳む」操作もマスターした方が良いと思います。