2.1.仮空白を作る

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仮空白とは

仮空白とは、レイアウトをする際に、素材の代わりに便宜的に置くものです。
記事と罫線以外の全ての素材(見出し・写真・箱組)のスペースを仮に取っておくために使います。
ここから見出しを作成したり、箱組を作ったり、画像と置き換えたり出来ます。

普通の仮空白を作る

Shiftキーを押したまま紙面上でマウスをドラッグして四角を描きます。
縦書き紙面の場合、横は指した行、縦は段いっぱいに描かれます。

天地左右の端に作りたい場合は、その方向にはみ出してドラッグしてもOKです。

〝食い込み〟の仮空白を作る

段の途中から、あるいは段の途中までの"食い込み"状態"の罫線を引くには、 ShiftキーとCtrlキーを同時に押したまま紙面上でマウスをドラッグして四角を描きます。
縦書き紙面の場合、横は指した行、縦はそれぞれ指した文字位置の仮空白が作れます。

「正段」と「食い込み」

新聞の素材は、天地は上の段のてっぺんから下の段の末尾まで、つまり段いっぱいなのが基本です。
これを本ソフトでは「正段せいだん」と呼びます。
一方で、段の途中から、あるいは段の途中までの状態を「食い込み」と呼称します。
「段半」という言い方もあり、例えば「天地2段半の写真」などと言ったりもします。

食い込み矩形の上か下に天地ぴったりの仮空白を置く

最初の段から、食い込み矩形のある段の空きスペースまでをShitキーを押しながらドラッグします。
幅はドラッグ指定通り、天地は食い込み部分にぴったりの仮空白が出来ます。

左右いっぱいの仮空白を作る

トップの横見出し用など、指した部分の左右に横幅いっぱいに手軽に作りたい場合は、 ①1点を指示(クリック)してから②[仮空白の作成]ボタンまたは[Alt+Space]キーを押します。

          

2段以上にまたがる仮空白を作りたい場合は、①2点を指示して②[仮空白の作成]ボタン(②)(または[Alt+Space]キー)を押します。

          

食い込んだ矩形と左右をそろえた仮空白を作る

1段半の写真の上に横見出し用の仮空白を作るなど、食い込んだ矩形の上下に幅が揃った仮空白を作るには、 ①食い込み段の空きスペースを指示してから②[仮空白の作成]ボタンまたは[Alt+Space]キーを押します。

          

また2段以上にしたい場合は、①食い込んだ段の空いた部分と②それより下あるいは上の段の2点をクリックしてから ③[仮空白の作成]ボタンまたは[Alt+Space]キーを押します。

          

幅行数を指定した仮空白を作る

開始段と終了段を指定(クリックして)キーボードの 10 までのいずれかを押します。
右寄せか左寄せで指定した行数幅の仮空白が作成されます。(右・左は、1点目の指示位置で判定されます)。
0は10行幅になります。
1段(または食い込み矩形上下)の場合は、1点指示でOKです。

この機能は試行段階で、今後、追加・変更あるいは削除される可能性があります