3.2.記事を畳む

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「畳む」とは、障害物が無くても記事を折り返すことで、記事配置の基本中の基本といってもいい操作です。
記事は右にも左にも畳めます。

いきなり畳む

まず、最初から畳んで記事を配置する方法。
 ①素材リストで記事を選択し
 ②③開始段と終了段を指定(クリック)
 ④[実行]ボタン(あるいはSpaceEnter)
 (①②③の順番は自由です。また①②のあと③の位置でいきなりダブルクリックしてもOK)

   
このように左側で記事が折り返して配置されます。(折り返し位置は自動計算されます)。

これで左側に見出しなど4段以内の矩形を配置することが出来る状態になりました。

左に畳むには

左側に畳む場合は、下の段の指示を上の段より左側にするだけです。
①②の順に位置を指定(クリック)してから[実行]ボタン(あるいはSpaceEnter)

💡

空白位置の指定(📌)は、右クリックで逆順に解除できます。
(矩形の選択解除と同様にESCや紙面外側余白クリックでもOKですが、2ついっぺんに消えます)

流したあと畳む

いったん流した記事を後から畳むことも出来ます。
①②の順に位置を指定(クリック)してから[実行]ボタン(あるいはSpaceEnter)
記事は選択と同時に畳み可能になる

矩形を選択した場合は青い点線で囲まれるだけですが、記事の場合は上図のように点線と同時にピンマーク(📌)も描かれます。
本ソフトでは、選択と、畳み開始位置の指定を同時に行えるようになっているのです。
もちろん、ピンマークがあっても必ず畳まなくてはいけないわけではありません。
なお、2つ目の位置指定(📌)は、右クリックで解除可能で、2つ目の位置指定をやり直すことができます。


段数を変えて畳み直す

畳んだ記事を、段数を変えて再び畳めます。「畳み」は何度でも行えます。
①②の順に位置を指定(クリック)してから[実行]ボタン(あるいはSpaceEnter)

右畳みした記事を左畳みにすることももちろん出来ます。
💡

畳んだ記事を編集して行数が増減した場合も畳み状態は維持されます。


「畳む」の言い方いろいろ

新聞編集の用語には(作者の知る限り)統一的な決まりはないので、 「畳む」操作についても新聞社や印刷所でいろいろな呼称があるようです。
作者の見聞きした範囲でも「折り返す」「折る」「反射」「割る」などがあります。
個人的には「折り返す」が一番分かりやすい気もしますが、このヘルプでは 旧・朝刊太郎からの「畳む」を踏襲します。

 

畳みを解除する

記事を右クリック、メニューから[記事の再流し]を選ぶと、記事が再び流れた状態になります。