オーバーフローとは
          新聞は通常、記事が次の面へ続くことはないので(例外はあります)、
          紙面に入りきらない記事は「オーバーフロー」という扱いになります。
          溢れた分が消え去るわけではありませんが、紙面には表示されず、当然、印刷もされません。
          
          右の紙面はオーバーフローの実例です。トップの記事と箱組内の記事がオーバーフローしています。
          それぞれ記事の末尾が赤く表示されています。溢れた行数分だけ赤くなるので、
          どれくらいオーバーしているのか視覚的に把握することが出来ます。
          
          箱組は、紙面表示だけで無く、箱組の編集中もオーバーフロー表示します。
          
          なおオーバーフローがあっても紙面の印刷は可能です。
        

畳みとオーバーフロー
記事を流した場合と違い、畳む場合は、流す領域があってもオーバーフローするケースがあります。
          下図のように、畳む場合の折り返し位置に既に他の矩形か紙面端がある場合。
          本ソフトでは、その手前で折り返す仕様なので、その分、オーバーフローします。
        
          
        ここでは5行オーバーフローしています。5段で畳んでいるので、本来の折り返し位置は、5÷5でちょうど1行左です。
そこで左上の写真を1行強制縮小すると、ちょうどきれいに畳めます。
          
        
          このように、いったん畳んだ記事の「畳み情報」は保存されています。
          (畳みの解除をすると消えます)