5.5.文字と背景の修飾
見出し文は、背景および文字部分をそれぞれ修飾することが出来ます。
縦線・横線・渦巻きなどの地紋、色付け、グラデーションなどの効果を背景・文字それぞれに設定できます。
また背景の枠線や、文字の斜体、縁取り等も可能です。
長く開発を続けている間に、いわゆる「地紋見出し」は一般新聞界では過去のものになりつつあるので、
ここでは簡単な説明にとどめます。
進む新聞の「地紋離れ」
一般紙ではあまり地紋見出しを見なくなっています(2021年夏時点)。
トップ級も地紋無しの扁平文字、せいぜい黒ベタなどの単色背景。
(読売は網点を使っていますが、見た目は単色とさほど変わりません。)
新聞読者の高齢化(模様は読みにくい)などの背景が推測されますが、
各紙が手間の掛かる多彩な地紋を競った活字時代より、PC編集で手軽に地紋作成できる現在の方が
使われなくなってきた、というのもなかなか皮肉です。
文字と背景を修飾する
修飾したい見出し文の
詳細...ボタンをクリックします。
[背景と文字効果の設定]画面が開きます。
この画面での設定はリアルタイムで反映されます。
修飾をやめる場合も、同画面でクリア出来ます。
修飾設定を保存
修飾した見出し文の
効ボタンの▼をクリックします。
現在の背景・文字効果に名前を付けて保存できます。
呼び出すには同じようにクリックし、一覧から効果を選びます。
修飾設定のアンドゥ・リドゥ
[背景と文字効果の設定]画面で編集中のアンドゥ・リドゥは各ボタン等による変更ごとに実行されます。
一方、設定画面を閉じた後のアンドゥは、設定前の状態に戻ります。
修飾「画像」の注意点
[背景と文字効果の設定]画面で、背景や文字に使える17種の「画像」は特殊な効果で、解像度に応じて拡縮されません。
あくまで紙面全体を「画像」として保存・表示する用途のみを想定しています。
プリンタで印刷すると紙面の表示とは見え方が異なるので注意が必要です。
(画像の仕様は今後変更される可能性があります)。