4.3.天地の移動・拡縮と記事

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下方向への移動と記事

記事が流し状態か、右畳みか左畳みか、などによって結果が変わります。

流しの場合

記事は開始段の右から流れます。

右畳みの場合

記事は開始行を右端に移動して、右畳みされます。

左畳みの場合

記事は左畳みのままです。
部分畳みの場合、上記のケースでは、十分な行数がないため、単に流しになります。
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マウスドラッグ等による普通の移動では、当然、記事の流れに影響はありません。


上方向への移動と記事

上方向の強制移動・強制拡大も基本的には同じです。ただし、記事の開始位置が動くことは基本的にありません。

罫線の伸縮で記事の流れを変える

罫線の天地への強制拡縮(伸縮)は、記事への影響は矩形と同一ですが、実際に使うのは罫線の場合が多いはずです。

以下のような紙面で、3段で畳まれている左側の記事を下まで(4段で)畳み直して、レイアウトを小変更します。

まず罫線を右ドラッグで下に1段強制拡大します。

    
トップの記事(オレンジ色)が罫線の隣で止まってオーバーフローします。

次に、罫線を左に強制移動します。(16行分空いているので、16÷4=4行分)。

    
左の記事が流し直され、同時にトップ記事のオーバーフローも解消しました。

以上の作業は、もちろん、記事2本をいったん紙面から削除して、配置し直すことでも実現できます。
ただ、強制拡大・強制移動を使うと、ドラッグ2回だけで済み、また記事の流し間違い(トップと2番手の記事を逆にしてしまう) というミスも防げます。
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移動行数の計算が面倒くさい場合はキーを連打してももちろん構いません。


食い込み写真の文字単位拡縮で記事を調整する

食い込みの写真の下を記事が流れている場合、文字目単位の強制拡縮で記事の流れ行を調整できます。
下図では、末尾に2行分の空きがあります。

選択してAltキーを押しながら下に右ドラッグ

    
空きスペースが無くなりました。

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こうした細かい操作はショートカットキー (Ctrl+Alt+D) を覚えると楽です。

強制拡大のショートカットキーは左右天地でCtrl +Left/Right/Up/Down

Altを加えると文字単位になり(天地のみ)、 さらにShiftを加えると縮小です。