10.1.素材の複製を作る
素材の完全な複製を作る
見出し、画像、さらに箱組は完全な複製を作ることが出来ます。
(記事は全く同一内容のものを使うケースはまず無いはずなので、対象外です)。
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複製を作ってから文字など内容を変えることももちろん出来ますが、その場合は次の「雛形化」を使った方が
間違って同じ素材を配置することを防げます。
紙面上の素材
紙面の素材上で右クリック→[素材の複製を作る]→[完全な複製を作る]をクリック(下図㊨)。
作成された完全なコピーが素材リストに追加されます。名前は自動で別名になります(下図㊨)
素材リスト
紙面に未配置の素材の場合は、素材リスト上で右クリック→[複製・雛形]→[素材の完全な複製を作る]をクリック(下図㊧)。
作成された完全なコピーが素材リストに追加されます。名前は自動で別名になります(下図㊨)。
雛形化した複製を作る
「雛形化」とは、文字列が記号に置換されるなど、後から内容を変える複製にすることです。
作成法は複製と同じで、右クリックメニューから[雛形化した複製を作る]を選ぶだけです。
素材内のどの要素を雛形化するか、ダイアログで設定します。
見出し
見出しの場合、以下のように文字部分が記号になった見出しが作成されます。
画像
画像の場合は、中の画像および写真説明文を、それぞれ雛形化するかどうかを選ぶことが出来ます。
画像を雛形化すると、画像は
予約画像になり、あとから別の画像を読み込めます。
以下は、画像部分と説明文部分ともに雛形化して複製した例。マージン設定や説明文の色づけはそのままです。
箱組
箱組の場合は、中の記事・見出し・画像それぞれをどう処理するか細かく指定して雛形化できます。
中の素材の処理方法は①雛形化②複製③削除から選べます。
さらに画像については、ラスタ画像(Jpeg等)とベクタ画像(Emf)に分けて指定可能です。
設定のみ同一で中身が空っぽの雛形化もできます。
以下は
記事→削除
見出し→雛形化
画像→画像部分と説明文ともに雛形化
した例です。
上図の雛形化複製の指定画面は以下のようになっています。記事を[削除]指定している以外はデフォルト設定です。