8.5.紙面上での箱組の拡縮
箱組は、見出しなど他の矩形と同じように、紙面上で直接、拡大・縮小できます。
その際、中の設定や素材サイズ等も変わります。
⚠
以下で説明する挙動・仕様は、今後、追加あるいは変更される可能性があります
他の矩形と同様に、何度でもアンドゥ・リドゥできるので手軽に試せます。
段方向の拡大・縮小
段方向とは、紙面の縦組・横組に関わらず、箱組の段方向です。つまり、縦組の箱なら天地、横組の箱なら左右です。
段方向に拡大された場合は、以下のルールで拡大します。
(1)中の段数が増やせる場合は、増やす
(2)中の段数が増やせない場合は、余白を大きくする
以下は、3段の箱組の天地を1段拡大した例。紙面と同じ12文字組なので、中の段数がひとつ増えています。
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文字組が紙面より多い場合でも、余白に余裕があれば、中の段数を増やします
一方、縮小は
(1)縮小分が、余白で吸収できる場合は、余白を小さくする
(2)吸収できない場合は、中の段数を減らす
挙動になります。
行方向の拡大・縮小
行方向に拡大・縮小された場合は、シンプルに箱組内の幅行数も変わります。
縮小された場合、幅か天地いっぱいの見出し等の矩形はサイズ変更可能なら小さくなります。
文字サイズ指定の見出し文があり、サイズオーバーになる見出しは、いったん箱組上から外れます(再配置はできます)。