5.7.割見出しの使い方

サイト内検索

割見出しとは

割見出しとは、見出し文の一部を分割して小ぶりにし、コバンザメのように付ける手法です。いろんな呼び名がありますが、 本ソフトでは「割見出し」の呼称を使います。
主に以下3通りの使い方があります。

見出し文を補足する形

現在は、1本見出しの上下(横なら左右)、2本見出しなら脇の上側にする例が多いです。
「脇の上に割る」などという言い方をします。
以下はよくある割見出しの形の例です。

見出し文の先頭、末尾、そしてそれ以外すべてに設定できます。複数指定も可。
割見出しの文字サイズは見出し文の½で、3行以上だと合計で見出し文1行分の幅になるよう調整されます。
見出し文に扁平が掛かっている場合は、同様に扁平が掛かります。
💡

文字サイズを指定する場合は独立割見出しを使います。

元職や同姓の区別などに付ける表記

たとえば「森元会長」だと「森・元会長」なのか「森元・会長」なのか分かりづらいです(中黒を入れると文字数が増えます)。
見出し文では「元」などを割るのが一般的な手法です。原則、1文字だけです。

所属や在住地などを表す

スポーツ面でよく使われる気がします。

割見出しの指定方法

見出し文の入力ボックスで割見出しにしたい文字列を選択しボタン (またはCtrl+K )。
割見出しの設定画面が開きます。
位置を選んで[OK]ボタン。通常はデフォルトの[中央]のままでOKです。

入力ボックスにタグが挿入されます。
  

<d>割見出し</d>関連記事で多用

(←見出し文入力ボックスにタグが挿入された状態)
([独立割見出し]については次項で説明します)

見出しを補足する場合

設定画面で初期値のままでだいたいOKです。 ただし、そのままでは割見出し部分がくっつくので、タグと見出し文本体の間に半角スペースを打っておきます。
また見出し文全体が明朝でも、割部分はゴシック体が一般的なので、ゴシック指定もします。
  

<d><g>割見出し</g></d>関連記事で多用

1文字割りの場合

上記の「1文字割り」の場合は、位置指定で、縦見出し文と横見出しの両方の場合を指定します。
通常は「右/上」か「右/下」のどちらかです。
見出しの組方向を変えた場合、その指定に従います。
以下は、両指定の違いを示した例です。

割見出しを改行する

入力ボックスで改行したい部分にカーソルを置いてボタン (またはCtrl+Enter )。
  

<d>2行分の<br>割見出し</d>


3行以上にすることも可能ですが、その分、文字が小さくなります。

割見出しを斜めにする

斜めにするには、改行した後に空白を直接入力して調整します。
  

栗林<d>投⬜<br>⬜手</d>が登場

改行して文字数が異なる場合

複数行で文字数が異なる場合は、短い行は自動的に文字間が空きます。
(1文字の場合は天付き、2文字の場合は天地付きになります。)

位置を調整したい場合は、直接空白を入力して調整します。

縦の見出し文で割見出しを横1行にする

上記の見出し例にもありますが、ちょっと工夫が必要です。 例えば「広島」と横1行にしたい場合は、「島広」と入力して改行します。
  

栗林(<d>島<br>広</d>)新人王

この場合、横見出しにすると、文字が逆になったままなので注意が必要です。